こんにちは、SENOです!
今回はLE SSERAFIMさんが今年3月に出した新曲『HOT』について書いていきたいと思います!
愛をテーマにした新しい姿
LE SSERAFIMさんのイメージと言えば、自信に溢れた強い女性ではないでしょうか。
デビュー曲から、パフォーマンスを通してそんなイメージを具現化してきました。
しかし今回はそんなイメージに加え、愛の要素が入ってきた新しい曲調でカムバックしました!
情熱的で大人な新しい姿を見せてくれましたが、サビでは今までのような自分を力強く生きていくメッセージも含まれていて、路線の変更ではなくグループとしての”進化”した姿だなと思います。
今までのグループのらしさを引き継ぎながら進化した姿を見せてくれた『HOT』、個人的にとても好きな楽曲です!
MV視聴
HOT/LE SSERAFIMのMVはこちら↓
以下ただの感想です。
冒頭の炭キック
MV冒頭のシーンは、雪山でチェウォンさんが走っているところから始まります。
そしてチェウォンさんが炭のようなものを蹴り飛ばします。
ここのシーンですが、曲のサビの歌詞が、
”내가 나로 살 수 있다면 재가 된대도 난 좋아”
(私が私として生きられるのなら 灰になるとしても私はいい)
なので、最初は灰になって散っても構わないという歌詞への暗示なのかと思ったのですが、全体のメッセージを考えると、灰になるなんてたまったもんじゃないという逆の感情の描写に見えてきました。
「雪山のような冷えた場所の灰なんかにならない、私はもっと熱い場所で燃えている(輝いている)存在なんだ!」
というメッセージが込められているように思います。
そのメッセージが、MV最後のシーンに繋がっているような気がしますが、、
実際はどうなんでしょうかね??
ただの感想
歌い出しがカズハさんなのがいいですよね。
サビのチェウォンさんからユンジョンにパートが移る時のカメラワークがなんか好きです。
サビ後半のサクラさんのパートのところみたいに、このMVの中で何度か定点カメラのシーンが出てくるのも面白いですよね。
2番歌い出しのチェウォンさんの마치の入りから韻を踏んでいくリズム感、曲に一気に入り込みます。
TMIですが、アルコールランプのシーンで火をつけている道具、電子ライターと言って火を使わずにタバコなどに火をつける道具だそうです。
この道具の存在を初めて知った直後くらいにMVに出てきて「これか!」と1人でテンション上がりました。
2番Bメロのカズハさんのパート、足のステップの振り付けに5人の個性が出てますね〜。
色んな音楽番組とかを見ながら、このパートの個性を観察するのも楽しそうです。
2番サビ、”Bonnie and Clyde it oh”のパートの振付の動きに合わせるカメラワークが絶妙です!
回転の振付の後、最後まで目線を残してるチェウォンさんもさすがですが、さらにその後のウンチェさんのパートで、ウンチェさんの目線や肩の使い方がすごく綺麗です。
最後のダンスブレイクシーン、夕方の海辺、しかも定点。
結構こういう曲って最後はクラブやパーティーの雰囲気の中で踊ったり、カメラワークも含めてしっかりダンスを見せたりしたくなるのかなと思うのですが、あえてのこの演出、おしゃれです、、
もう少し意図とか感情を言語化できたら更新したいと思います。
ダンス視聴
今回は数あるダンスコンテンツの中から「STUDIO CHOOM ORIGINAL」を見た感想を羅列します!
音ハメが気持ちいいダンス
このダンスは全体的に音ハメが気持ちいいダンスでした。
音ハメのパートと歌詞で音をとるパートなどの使い方が絶妙で、変に凝ったリズムなどもなく終始楽しく見ていられます。
曲冒頭、全体の振付の入りがカウント7の後の&で、そこから打楽器3音に合わせて3ポーズとるところから始まるんですね。
このリズムはサビの入りとダンスブレイクの入りと同じです。
恐らく、勢いを持たせたいパートの入りでこのカウントをとっていそうです。
それ以外のところでは、カウント7の後の&とカウント8の2つで音をとる箇所がいくつかあります。(チャチャ!みたいなリズムです)
カウント8で一回シルエットを作ることで、そこで流れを一旦締めていそうです。
そして欲しいタイミングでこの締まりがきます。
この2種類の音とりが気持ちいいです!
その音ハメがしっかり効いているので、歌詞合わせの流れるような振付の優雅さを引き立てているように感じます。
進化のポイントは余裕感?
個人的には、”Not running from it” の歌詞のパートで、足上げながら髪の毛をわしゃわしゃするのですが、踊りにメンバー皆さんの個性が出ているのが踊っているのが印象的でした。
私個人のLE SSERAFIMさんのイメージでは、終始ガチガチに統一してくる気迫が魅力の一つではあったのですが、このパートの余裕感もまた一つの新しい魅力の引き出しになっているように見えてとても好きです。
そして、この点が筆者が進化と表現と表現したい理由の一番大きなポイントだと思います。
グループは年数を重ねながら、いい方向への変化も求められてきます。しかし、それが難しい。
LE SSERAFIMさんもその新しい方向を探すのに苦戦していたのではないでしょうか。
そんな中で、一ついい方向へのポイントが余裕感だったのではないかなと思います。
完成度を求めたパフォーマンスは見てる側にも緊張感を与えます。
この緊張感の中で見せてくれる圧倒的なパフォーマンスにオーディエンスは沸きます!
でも今回は、どのメンバーも自分らしく踊ってるように見えます。
まさに自分らしく生きていく事を伝えてくれるグループに相応しい姿なのかなと。
この個性を魅せるパートは、そんな進化のポイントを垣間見ることができるシーンなのでは無いでしょうか。
最後まで楽しいダンスブレイク
ラストのダンスブレイクパートもいいですね。
カウント8を絶対に音ハメでとっているので、欲しいところに欲しい音ハメがきて最高です。
見てる側も常に乗ったリズムを途切れさせられることなく最後までリズムに乗れます。
その上で、各カウント1−8で色んな音の取り方を見せてくれるので最後まで見ていて楽しいです。
このパートは踊ったらもっと楽しいだろうな〜
ダンスを踊る方へ
個人の見解の範囲で、踊る時のポイントになりそうなことを書いてみます!
いつも以上に”音ハメ”に集中!
振付の中で、打楽器の音をとる時に、体の一部で音をとる箇所(アイソレ的な)がいくつかあります。
逆に、歌詞の音をとる時は、体全体の動きで音をとることが多いです。
この違いをしっかり魅せたいので、いつも以上に、どの音とどの動きを合わせるのかを考えて踊るといいかなと思います。
体の一部で音をとっている部分は、そのアイソレーションをはっきり見せるようにできると良いと思います。
(例えばダンスブレイクのカズハさんセンターパート)
そして、その動きをしっかり音にはめましょう!
体全体で音をとる時は、大きく優雅な振付が多いので、歌詞の長さをよく聞いて、その時間分を動きで表現できるといいと思います。
ですので、まず常に各振付が「どの音をとっているか」「体のどの箇所で音をとるのか」を意識しながら、音をとる動きをいつも以上にしっかり音にはめられるように練習してみてください!
体の角度を全て真似よう!
また、この曲は特にLE SSERAFIMさんの魅せ方が本当に上手です。
ですので、カバーダンスをよりいいものにしたい方は、振付の練習に加えて、体の向きや足先の方向、肩の使い方など、あらゆる体の角度を三次元的にできる限り本人の真似をするように練習してみてください!
特に大人っぽさを出すのに、肩の角度とか首の角度が大切なのですが、その点も抜け目なくかっこよく表現されています。(その上で目線です!)
グループで合わせるなら
グループで全体で合わせるなら、アクセントのポーズでしっかり止まること、そして流れるように動く時のニュアンスをよく揃えるように合わせるといいかなと思います。
カウント8でアクセントを取りながらポーズを取り、次の振付がカウント1で動き出すとします。こういう場合のポーズ→動き出しの間の間隔みたいなものが合ってくると、グループダンスが締まってくるかなと思います!
あとはとにかく背筋を伸ばして、余裕そうな雰囲気で踊るといいと思います!
あとがき
ブログを書きながら、改めて完成度の高いいい曲だなと思いました。
そして挑戦を辞めずに、どんな逆境にも向かっていくLE SSERAFIMさんの姿に、自分自身勇気をもらっているのだとも感じました。
今後もまた進化した熱い姿でのカムバックを期待しています!
同時期に公開された『Come Over』という曲も、これがまた個性的で面白いので、またどこかで触れたいと思います!
読んでくださりありがとうございました!
