K-POPとは?
こんにちは!SENOです!
みなさん早速ですが、お聞きしたいことがございます。
K-POPにあまり詳しくない人から「K-POPとJ-POPって何が違うの?」
と聞かれたらなんと答えますか?
もちろん、簡単な答え方として、K-POPは韓国の大衆音楽であり、
色んな側面のK-POPらしさを説明することもできると思います。
でも、自分自身、この質問への回答って結構難しいんじゃないかと思いました。
そもそもK-POPをどう説明したらいいんだろう?
例えば、Googleで「K-POPとは」と検索すると、AIによる概要として以下のようにでてきます。
”K-POPの特徴:
- 多様な音楽ジャンルの融合:
ポップ、ヒップホップ、R&B、ロック、ダンスミュージックなど、様々なジャンルが融合しています。 - キャッチーなメロディ:
覚えやすく、耳に残るメロディが特徴です。 - 高度なダンスパフォーマンス:
華麗で技術的なダンスパフォーマンスもK-POPの魅力の一つです。 - アイドル文化の重視:
アイドルグループを中心に、華やかな衣装やステージ演出も特徴です。
世界的な人気:
韓国国内だけでなく、日本、中国、アメリカなど、世界中で人気を集めています。”
そして、J-POPとの違いについても以下のようにでてきました。
”K-POPとJ-POPとの違い:
- 音楽ジャンルの傾向:
K-POPはよりエネルギッシュで現代的なメロディを取り入れている傾向があります。 - パフォーマンス:
K-POPはダンスパフォーマンスを重視し、音楽とダンスが一体になったパフォーマンスが特徴です。 - 音楽へのメッセージ性:
K-POPは、ダンスミュージックやヒップホップの影響を受け、音楽に込められたメッセージ性も特徴です。
K-POPは、音楽だけでなく、ダンス、ファッション、アイドル文化など、総合的なエンターテイメントとして人気を集めています。”
K-POPに触れたことがある人が聞けば、確かにとなるかもしれませんが、
もし先ほどの質問者にこの答え方をしたら、大きな納得を得られるか、微妙です。(経験あり)
私はある時から、この「K-POPとは」という言語化の難しい問いに対して、
自分なりの言葉で答えを見つけてみたいと思うようになりました。
私がブログを通して、自分に課すテーマはまさにこの話です。
引き継がれるK-POPらしさ
K-POPらしさは時代によって変化しています。
時代の背景に合わせ、また時代を追い越しながら、K-POPは進化してきました。
K-POPは1990年代以降の韓国の大衆音楽の呼称で、まだ歴史は浅いです。
自分はその後半の15年ほどしか追っていませんが、それでも数年前の楽曲がもう古く感じるように、
時代の変化によってK-POPは姿を変えています。
なので、全ての時代を総括できるような一言でK-POPを表すことは難しいです。
でも、その変化はグラデーションのように、少しずつK-POPらしさを受け継ぎながら進んできた、
いつの時代もK-POPにはK-POPの雰囲気を感じることができるんです。
ここで少しK-POPという概念を整理してみます。
K-POPのアイドルグループもJ-POPのアイドルグループも、複数のメンバーでフォーメーションを組みながらダンスボーカルをする点は共通しています。
K-POPのダンスはカルグンムと呼ばれるように、一糸乱れぬダンスが特徴と言われていますが、J-POPのグループも非常にダンスの揃ったパフォーマンスをします。
そして、近年の多くのK-POPグループは多国籍なメンバーで構成されていたり、
日本人だけで構成されているグループの楽曲でもK-POPと同様の立ち位置で聞かれているものもありますので、
誰が歌っているかという定義は難しいです。
歌詞が韓国語であるかどうかに関しては、最近ではK-POPグループが全て歌詞が英語の楽曲を歌っていても、
その曲はK-POPとして愛されていますのではっきりしません。
楽曲の曲調という観点でいえば、K-POPらしさをより感じる部分ではあります。
なので、楽曲制作者が制作曲をK-POPと思って作っているかどうかに委ねられるのかもしれませんが、
個人的にはもう少ししっかり自分の中で定義したい部分です。
どんな事務所から出た曲なのか、と言う見方はできますが、もう少し音楽・文化よりの回答ができたらと思います。
色々書いてみましたが、背景はなんにせよ、K-POPかどうかは、曲ごとにある程度共通認識を持つことができるのだと思います。
それは、音楽のジャンルが曖昧になっているこの時代にも、その時々でK-POPというジャンルが独特のK-POPらしさを持っているからだと考えることができます。
この、いつの時代も存在するK-POPらしさを言語化していくことで、
少しずつK-POPへの理解を深めながら考えを整理できるかもしれないと思っています。
ブログを読んでくだる皆様へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
ここまでタラタラと書いてきましたが、ここからの一つ一つの記事は、K-POPを軸に、
皆様にとってためになる・共感できるような内容を書いていくつもりです。
それと同時に筆者は、自分の中のK-POPを整理しながらK-POPへの問いを考えていこうと思います。
この道の果てに、自分なりに考えがまとまることを期待して、頑張っていきます。
未熟な筆者ですが、どうぞよろしくお願いします。